かりんはよくのど飴に使われているので知っていると思います。
のど飴に使われえているほどなので、かりんはのどの調子を整えてくれる効果があると想像できますよね?
このかりんをはちみつ漬けにすることで、よりのどの痛みや調子を整えてくれる効果がアップしたり風邪予防の効果があるので紹介していきます。
Contents
はちみつとかりん。どちらも抗菌・抗炎症作用を持つ
かりんとはどんな果物なのか?
かりんは中国が原産地で、古くから薬用として使われてきました。古くから薬用として使われてきたのは、はちみつと同じです。
かりんの旬は10月から12月初めのころ。
かりんは、果物といっても果肉がすごく硬く、味も渋いので生で食べることはできません。
かりんの栄養と効果
かりんにはいろんな栄養が含まれています。
カリンポリフェノール
食物繊維
クエン酸とリンゴ酸
アミグダリン
咳止めやぜんそくに効果がある成分!
このアミグダリンは、加熱やアルコールにつけることで抗菌・抗炎症作用がアップするためのど飴にもよく使われるのかもしれません。
カリンポリフェノール
このポリフェノールには抗酸化作用があり、ウイルスの侵入を防ぎ体内に入ったウイルスの増殖を防いでくれるため風邪予防やのどの痛みを和らげてくれます。さらにカリンポリフェノールにはインフルエンザウイルスも抑えてくれるという研究結果も出ています。
食物繊維
かりんに含まれる食物繊維は、不溶性食物繊維のため腸内の有害な物質を吸着して体外に排出してくれる働きがあり、便秘の改善や予防にも効果があります。
クエン酸とリンゴ酸
肉体疲労や不規則な生活からくる疲労は、疲労物質の乳酸がたまるからです。
この乳酸を分解してくれるのが、クエン酸とリンゴ酸。かりんには、クエン酸とリンゴ酸が豊富に含まれていて乳酸を分解してくれるので疲労回復ができます。
かりんのはちみつ漬けの作り方
②皮ごと5㎜程度の厚さにスライスする
③容器をしっかり消毒をしてかりんを入れる
④かりんが浸かるようにはちみつを入れる
⑤冷暗所で2か月程度、寝かして完成
作る際に、水分はしっかり拭いておかないと傷んでしまうし、かりんがはちみつに全部浸かっていないとかりんが腐ってしまうので注意してください。
はちみつがのどに効く理由
粘膜保護
免疫力の向上
そして、咳止めの薬の一つにデキストロメトルファンという薬があります。
はちみつにはこの薬と同じような効果が期待できるといわれています。
特に、アカシアはちみつとそばはちみつに咳止めの効果が多く含まれているので、のどのトラブルや咳がとまらないという方は、試してみてほしいです。
もちろんこの2種類以外の非加熱のはちみつならのどに効きます。
かりんのはちみつ漬けで冬も元気に
冬は寒くて、風邪もひきやすくインフルエンザも怖いです。
かりんのはちみつ漬けは、のどの痛みや咳だけでなく風邪予防やウイルス対策にも効果があるので、ぜひ家庭薬として作り置きしてしておいて、いざというときに役立ててほしいと思います。
さらに、妊婦さんや授乳中のママは薬が飲めないと思います。
かりんのはちみつ漬けなら胎児や母乳に全く影響がないので活用してほしいです。
しかし一歳未満のお子さんには、はちみつに含まれている可能性があるボツリヌス菌が危険なので絶対に食べさせないようにしてください。