はちみつが入っている容器で一番多いものが瓶だと思います。
しかし、瓶に入っているはちみつって使いにくくないですか?
今回は、なぜはちみつは使いにくい瓶に入れられていることが多いのか?瓶に入れるメリットについてお話ししたいと思います。
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瓶の保存力はかなり優れている
瓶に入っている商品ははちみつ以外にも日本酒やワイン・ジャムなどがありますが、特にワインなんかは正しく保存すれば何十年も保存ができビンテージワインとして価値も高くなります。
殺菌・消毒ができる
瓶は高温にも耐えられるので、熱湯消毒ができます。
ガラス瓶の融点は、安い瓶でも約800℃です。
なので、ぐつぐつの熱湯に入れて消毒しても全く問題がなく使えます。
プラスチックでは高温に耐えることができず変形や溶けてしまうし長期保存には向いていません。
匂いがうつらない
僕も経験があるんですが、ペットポトルドリンクを飲み終わった後に水やお茶入れて飲もうとすると最初に入っていた飲み物の味やにおいがしてしまいませんか?
ペットボトルは手軽で使い勝手がいいですが、匂いが移ってしまうため本来の味とは違ってしまう可能性があります。
その点、瓶はしっかりと洗浄することができるので最初に入っていたものの匂いが残ることがなく本来の味やにおいを残すことができます。
温度変化の影響を受けにくい
瓶で保存することで、気温の影響を受けにくいのもメリットの一つです。
直射日光を受けると中の製品には影響があるものもあると思いますが、瓶自体には変形や割れたりといった問題は起きません。
はちみつみたいに常温保存ができるものなら、倉庫などの冷暗所において保存しておけば邪魔にもならないし長期保存ができます。
リサイクルができる
瓶は何度でも使うことができます。
醤油や、日本酒などの瓶ならそのまま洗浄して使うことができるし、細かく砕きガラスの原料としてだけでなくアスファルトや断熱材としてなども幅広く活用することもできます。
まとめ
今回は、はちみつに使われる瓶のメリットについて紹介しました。
・殺菌・消毒ができる
・匂いが移らない
・温度変化の影響を受けにくい
・リサイクルができる
はちみつは冷蔵庫など冷えた場所に保存してしまうと、白く固まってしまう結晶化という現象が起きてしまい使いにくくなってしまいます。
なので、はちみつは常温保存しておくのがベストです。
はちみつが瓶に入れられている理由は、保存力が高く、常温で置いておいても影響が少ないため瓶に入っているはちみつの商品が多いということです。