冬になるとミツバチはどう過ごしているのか知っていますか?
冬は、花が咲いていないので蜜を採ることもできません。
では、どうやって冬を乗り越えているのか紹介していきます。
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ミツバチは冬眠せず、冬も活動している。
ミツバチは冬眠しない
ミツバチは、暖かい気候の時に活動が活発になり女王バチもたくさん産卵してくれます。
しかし冬になると、女王バチの産卵はほぼしなくなり、花も咲いていないため働きバチもほとんど外に出てこなくなり巣の中に閉じこもります。
しかし、ミツバチは冬眠することなく巣の中でしっかりと働いています。
巣の中を温めるために活動している
ミツバチは夏の間にためておいた、はちみつを食べながら冬を越します。
通常時、巣の内部の温度は36℃程度、冬になると22℃程度に保たれています。
ミツバチは羽を羽ばたかせることで熱を発生させ、巣内部の温度管理を行っているのでミツバチは冬の間も休むことなく、常に働き続けています。
ミツバチの寿命は大体40日だといわれています。なので、夏に働いていたミツバチは冬には死んでいます。
それぞれの季節で生まれたミツバチが子孫のために、今できる仕事を常に頑張って働いているのですごいことだと思います。
はちみつが素早くエネルギーになる理由
はちみつが素早くエネルギーになる理由は、単糖類のブドウ糖と果糖だからです。
この理由は、何度も聞いたという人もいるかもしれません。
ミツバチにとっても、はちみつが素早くエネルギーになるようにしておくとことが冬を乗り越えるために必要だったんじゃないかと思います。
冬は、常に羽を羽ばたかせて熱を発生させておかないといけないため、ミツバチは夏よりも休む暇がないぐらい大変な気がします。
夏なら花の蜜を採りに行ったついでに少し休めたりするかもしれないし。
そんな休む暇がないぐらい大変なミツバチにとっては、即効でエネルギにーになってくれる単糖類にしておかないと寒い冬は乗り越えられない可能性があります。
ミツバチが冬眠しないおかげ
ミツバチがもし冬場は寒いしエサの花の蜜がないからと、冬眠していたら僕たち人間にとってこんなにも優れた栄養剤のはちみつにはなっていなかったかもしれないと思いませんか?
ミツバチが冬を乗り越えるために、保存がきき素早くエネルギーに変えられるように工夫してくれているおかげで人もはちみつの恩恵を受けれているんだと思います。
ミツバチが夏の間から、せっせと花の蜜を集め羽を羽ばたかせて水分を飛ばし熟成させたはちみつをみなさんも味わってほしいと思います。